コロナ禍での転職~アラフィフ女性事務職の場合

春先頃から、時期はともかく転職しようと考え始め、2021年6月末から9月末退職を目標に活動を開始。

初めの1か月半は、書類選考通過が応募総数の1割にも満たない、鳴かず飛ばずの辛い日々…。
派遣会社などの担当に相談するも、
「年齢が…」
「職歴に一貫性がない」
「初心者歓迎といわれるのはせいぜい20代まで」
などと散々な言われよう。
ちなみにこれまでの職歴(概要)は…

  営業事務 8か月
  生保事務 (パート) 1年
    貿易事務 2年9か月
    英文事務(パート) 3年2か月
    一般事務(短期パート) 5か月
    貿易事務(短期パート) 5か月
    英文事務、営業事務、カスタマーサポート、
人事・総務・経理、社長秘書 兼管理職
9年

確かに一貫性はなく、そしてどの職務に絞って活動するかも悩みどころだった。
初めは現職に近い職務(管理部門)で探していたが、活動をしていくうちに自分の本当にやりたいことが徐々に見えてくる。
それは、英語を使う現場で、管理部門ではなくできれば現場で働きたい!ただし収入は現状維持。

やりたいこととできることの2軸で、且つ英語を使う仕事で探し始める。

以下が、最終的な応募状況。

 媒体 応募総数 書類選考通過、一次面接()は辞退  一次通過、最終面接
()は辞退
 内定
()は辞退
 DUDA 250  2  (0) 2  (1) 1 (1)
 マイナビ転職 200  3  (1) 2  (1) 1 (0)
 en転職 150  2  (0) 1  (1) 0
 女の転職Type 130  4  (0) 3  (1) 0
 リクナビNEXT 110  2  (0) 0
 indeed 30  0
 Openwork 20  0
 Career Cross 5  2 (0) 2 (2) 0
 合計 895  15(1) 10(6) 2 (1)

見ていただくとわかるように、惨憺たる状況💦

でも!希望通りのタイミングで転職できたため、その時に得た知見を共有すると…

  1. まずはエージェントに登録
  2. 履歴書の写真はできればプロに任せて
  3. 自分のスキルを証明できるような資格試験を受け、具体的にレベルをアピール
  4. 四半期ごとのタイミング(4月、7月、10月、1月入社)で求人が増えるタイミングがある
  5. 応募管理はしっかり!

まずはエージェントに仮登録すると、先方のコーディネーターから自分に合った案件を紹介できるか否かで、本登録→案件紹介という流れになる。
コーディネーターと話す機会があれば、自分の職歴でどんな仕事に応募できるか、市場の動向、これからの進め方など相談に乗っていただけるという利点もある。

私の場合は、数ある職歴の中からどこに絞って探すか、また正社員だけで探すのは厳しいとの指摘で紹介予定派遣も視野に探し始めたという経緯もあるので、その道のプロのアドバイスを得られるという点でも、ぜひ登録をお勧めする。

履歴書の写真は割と早いタイミングで必要になる。
今は携帯アプリなど、自分で撮れる環境も整っていると思うが、プロの手での撮影、適切な背景、余白、必要に応じた加工などもお願いできることもあるし、こんなところで躓いたり工数をかけたりしたくはないので、ここはケチらずにプロに任せたい。
最低枚数のプリント+データというプラン(3000円程度)があるので、データさえあれば自宅でプリントもできるし。

ここで補足すると、たいていの場合は履歴書をデータで送るのがほとんどだが、会社によっては郵送あるいは面接時に持参ということもある。その時は是非手書きで!
(私は書道のたしなみがあり、だいたい「達筆ですね」と言われそこでほぼつかみはOK。話が広がりやすい)

例えば英語であればTOEIC、IT系もそれぞれ資格試験があるので、それは必ず受けておくべき。説得力が違う。ちなみに英検はほぼ意味なし。

英語を使う仕事をしたいといっても、学生の時にしかTOEICを受けておらず、そのスコアはとても書けるようなレベルではなかったため、英検2級としか書いていなかった。
ところがある派遣の仕事に応募したところ、その会社から受検を勧められたオンラインの英語の試験で、思いのほか好成績を収めたため、これは利用しない手はない!と、アピール開始。TOEICも結構な頻度で開催しているので、英語を使う仕事を希望するなら受けておくべき。

例えば四半期のタイミングでの入社を前提とした場合、2か月前くらいから求人件数が増す印象。それ以前にも求人はあるが、その場合はもっと早く来てほしいと言われることが多く、退職時期が決まっている場合はなかなか難しいことも。

私の場合は、8月20日頃から急に引きが強くなった。
それが、10月入社の求人が増え、それに向けて企業の採用意欲が増したからということと、もしかしたら英語の試験の結果でインパクトを与えられたということも影響しているかも。でも、それまで何百も申し込んで書類選考通過が週1件程度だったのが、毎日何かしらの進展があり、手ごたえが増してきたことで、やっと選べる状況になったと安堵。

複数のエージェントに登録することもあるだろうし、サイトを見て応募するのであればなおのこと、応募管理はしっかりと。
ポチ、ポチと簡単に応募できるので、都度記録するのは本当に面倒だとは思うが、書類選考を通過したときはもちろんのこと、重複応募を避けるためにも、Excelなどで
・社名
・エージェント名(もしくは転職サイト名)
・求人情報等
を記録しておくことを強くお勧めする。
そして書類選考通過の連絡を受けたら面接の日程を埋めていくと、ダブルブッキングもなくなる。

 

書類選考通過の連絡が来てから慌てて、どこから応募したものかを探し、募集要項を確認することも少なくなく、面接もダブルブッキングを2度ほどやらかしてしまった私。転職する者として最低だったなと痛感。

非常に苦労はしたものの、9月初旬、中旬にそれぞれ内定をいただき、選考途上の案件もお断りするくらいの有難い状況で転職活動を終えられたのはよかったものの、もしかしたらもう少し楽にできたかも、とも思う。
この体験談がお役に立てればと願ってやまない。

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